生パスタ「ルルロッソ」は、フタバ製麺と留萌エリアが渾身の力を込めて作りあげた生パスタです。
本場イタリアのパスタのようなコシがあり、ゆで伸びが遅いのが特徴で、小麦本来の豊かな香りを存分にお楽しみいただけます。
これまでの国産小麦では表現することができなかった「コチコチ」の食感が楽しめる生パスタを、日本の皆さまのお口に合うよう、希少品種の秋撒き小麦を栽培するところからスタートし、栽培から製麺まで留萌産にこだわった絶品の生パスタです。
北海道の食の達人達が推薦する「北のハイグレード」にも認定され、様々な有名店でも使われています。
使用原材料
/ 小麦粉、全卵、澱粉、酒精、小麦蛋白、ソルビット、植物油(原料の一部に大豆を含む)
賞味期限
/ 3週間
保存方法
/ 冷蔵
留萌は、漁業のまちのイメージで知られていますが、実は稲作を中心に農業も盛んです。
平成20年、「るもいブランド小麦生産推進プロジェクト」が立ち上がると、他の生産地に負けない新しい小麦産地にしようと努力を続けてきました。
そうして生まれたのが、"パスタの小麦"として有名なデュラム種に近い「ルルロッソ」種。
国内での商業栽培はほとんどされていない希少な超硬質の小麦で、豊かな風味が特徴です。
海外へ渡航した際に味わったパスタの味。
確かに美味しくはありましたが、コシが弱く淡白な味をより日本人の口に合った物にしたいと考え、生パスタの商品開発が始まりました。
様々な小麦粉を取り寄せては製麺し、調理して味を確かめるも納得のいく味に出会えずに居ました。
試行錯誤を続けていたある日、JAで品種改良された品種の中から、ルルロッソ種のもととなる『北海259号』と出会ったのです。
この品種の特徴は、とにかく強力で強いコシを持った麺を作ることができ、小麦の味が濃いことでした。
その半面他の品種と比べて作付け面積に対する収穫量が少なく、優良品種に認定されることは無かったため、生産する農家は当時一軒もありませんでした。
弊社は、たくさんのおいしい可能性を秘めたこの小麦と出会い、先代からの夢であった「いつか留萌産の小麦を使った特産品をつくりたい」という願いを叶えるチャンスだと感じました。
どうせやるなら徹底的にこだわろうと、JA南るもいと若手生産者、市内のカフェなどとタッグを組み、平成23年「生パスタ ルルロッソ」がデビューしたのです。
「ルルロッソ」の由来は、アイヌ語で留萌を意味する「ルルモッペ」と、留萌の夕日をイメージした赤のイタリア語 「ロッソ」をかけあわせました。
漢字では留萌の夕日に映え、潮風にたなびく小麦をイメージし「留々夕麦」と記します。
生パスタ「ルルロッソ」は、弊社の通販サイトよりお買い求めいただけます。
本場イタリアの生パスタのようなコシのある食感と、留萌産の小麦の風味豊かなしっかりとした味わいを是非ご家庭でお楽しみください。